
シェアハウスのキッチンってどうなっているの?
みんなでワイワイ交流しながら料理を楽しんでいるイメージや、使いたい時間に使えないんじゃないか、他人と並んで料理するのは気まずいんじゃないか、などそんな不安が湧き出てきますよね。
実際に住んでみると、一軒家のシェアハウスである私が住んでいるところは、その不安はほとんどありません。ただ、住んでみないと分からない別の「大変さ」はありました。
この記事では、今まさにシェアハウスに住んでいる私が、キッチンのリアルな事情を包み隠さず書きます。参考にしていただくと幸いです。
結論:自由に使えるけど、気をつかうこともある
| 想像していたこと | 実際 |
|---|---|
| 使いたい時間に使えない | ほぼ好きな時間に使える |
| みんなでワイワイ料理 | 狭いので基本ひとり |
| 取り合いになる | 生活時間が違うので自然に時間が分散される |
| 人間関係が面倒 | 会えば話す、ちょうどいい距離感 |
好きな時間に料理できる。ただし「音」には気をつかう
キッチンは24時間いつでも使えます。残業で遅くなった日も、問題なく自炊できる。ここは一人暮らしと変わりません。
ただ、うちのキッチンは隣が居室です。だから深夜は、包丁の音も、鍋を置く音も、水を流す音も、無意識に小さくしています。
使えるけれど、無神経には使えない。これが正直なところです。
ちなみに、夜中にチョコレートのお菓子を作っていた住人もいました。それくらいの自由度はある、ということでもあります。
音への感覚は人それぞれなので、自分が気にしすぎている可能性もあります。それでも「気にしなくていい」とは言い切れないのが、共同生活のリアルだと思います。
朝はたまに混むが、思ったより快適に使える
出勤時間も、在宅かどうかも住人によってバラバラです。だから朝の時間帯も、思ったほど重なりません。
そもそも、キッチンをほとんど使わない住人もいます。外食やコンビニ中心の人です。住人の数=キッチンを使う人数ではない、というのは入居前に知っておいていいと思います。
とはいえ、混雑していなくても「今、誰か使いたいんじゃないかな」と気にしながら手を動かしている自分はいます。実際の混雑より、この小さな気づかいのほうが日常的かもしれません。
設備は必要最低限。これがキッチンのすべて

電気コンロが2口、シンク、テーブルの上に電子レンジとトースター。図に描いたものが本当に全てです。
共有の食器・フライパン・鍋はあります。足りないものは各自で買い足す形。引っ越したその日から料理できるのは、地味に大きなメリットでした。
シンクの洗剤とスポンジは管理会社が用意してくれます。「誰が買うか問題」が起きない仕組みになっているのは助かります。
オーブンはありません。グラタンやローストを作りたくなる瞬間はありますが、トースターとフライパンで代用しています。なくても、意外となんとかなります。
炊飯器は全体で1台。キッチンの近くの冷蔵庫の上にあります。これが私にとっては難点でトラブルを起こしやすいシステムになっており、住人を困らしてしまうことがあります💦💦💦 どんなことになるかと言うと、スイッチを入れたあと炊き上がるまでしばらく時間があるので、時間を有効活用しようと部屋に戻って用事をしていると、炊いていること自体を忘れてしまうのです・・・。(すいません・・・。反省しています。そして、一応気をつけています・・・)。そんなとき、気づいた住人が「ご飯、炊けてますよ」と声をかけてくれます。(炊飯器に用事がなかったらそのままのこともあります 笑)
なお冷蔵庫は事情がかなり違うので、別の記事にまとめました。
意外な盲点:キッチンにエアコンがない
夏は、火を使うと本当に暑い。汗をかきながら鍋の前に立つことになるので、煮込み料理をする気が失せます。
冬は底冷えして、洗い物の水が冷たい。手早く済ませて部屋に戻りたくなります。
・・・結果として、季節によって作るものが変わりました。夏は火を使う時間が短いもの、冬は温かい汁物。エアコンの有無が、こんなに献立に影響するとは思っていませんでした。😆
居室にエアコンがあっても、キッチンにあるとは限りません。ここは内見時に必ず確認してくださいね。
作業スペースがないと、作る料理も変わっていく
住み始めた頃は、揚げ物も煮物も作っていました。🍲張り切っていたんだと思います!
でも今は、簡単なものばかり・・・。なんならスーパーで惣菜を買ってくることも。
まな板を置ける場所は、配置図の「あきスペース」しかありません。コンロも電気なので火力に限りがある。そうなると、自然と手早く作れるメニューに落ち着いていきました。
これは妥協というより、シェアハウスに最適化された結果だと思っています。
キッチンが狭いので、誰かと並んで作業することはほぼありません。誰かが料理していたら、お湯を沸かすだけの用事でも少し離れて待つ。譲り合いが自然に成立しています。
キッチンで出たゴミは各自で持ち帰って、各自で出す
キッチンに共有のゴミ箱はありません。出たゴミは自分の部屋に持ち帰り、それぞれがゴミを管理し、ゴミの日に自分で出します。
面倒に聞こえますが、この方式には大きな利点があります。ゴミ当番をめぐるトラブルが一切起きない。シェアハウスの揉め事の定番が、仕組みで消えています。
デメリットは、部屋に生ゴミを置くことになる点です。私は縦長の蓋がしっかり閉まるタッパーに袋を入れてこまめに出すようにしています。夏場だけは生ゴミなので少し気をつかいます。
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食卓はないけれど、キッチンで会えば話す
うちには、みんなで囲むダイニングテーブルがありません。作った料理は自分の部屋で食べます。
「シェアハウス=みんなで食卓を囲む」というイメージとは、正直かなり違います。
でも、キッチンで会えば自然と会話になります。「それ、何作ってるんですか」から始まって、食べものをいただいたり、お裾分けしたり。ベタベタしない距離感は、30代・40代にはむしろ心地いいと感じています。
洗い物をしばらく放置する人もいます。でも、誰も注意しません。そして気づくと、いつの間にか洗ってある。ルールで縛らないほうが、案外うまく回るのかもしれません。
内見でチェックしたい6つのポイント
- キッチンにエアコン・換気設備はあるか
- まな板を置ける作業スペースの広さ
- コンロの口数と、ガスか電気か
- 炊飯器・レンジ・トースターの台数と設置場所(キッチン内とは限りません)
- オーブンの有無
- ゴミのルール(共有か、各自か)
設備もルールも物件ごとにまったく違います。このリストを持って内見に行くと、聞き漏らしが減るはずです。
まとめ:完璧ではないけれど、工夫すれば十分暮らせる
エアコンがない。狭い。オーブンもない。正直、設備が充実しているとは言えません。
それでも私が住み続けているのは、工夫すればちゃんと暮らせるからです。そして、キッチンで交わす短い会話が、思っていたよりずっと心地いいから。
完璧な設備を求めるなら、シェアハウスのキッチンは向きません。でも「ちょうどいい距離感」を求めるなら、悪くない場所だと思います。
気になる物件があれば、まずは資料を取り寄せて、キッチンを実際に見に行ってみてください。写真ではわからないことが、必ずあります。
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