こどもと関わる時間は、喜びや成長を感じられる一方で、どう接すればよいか迷う瞬間も多いものです。「この声かけで合っているのかな」「どうしたらもっと安心して過ごしてもらえるんだろう」そんな思いを抱えながら、毎日向き合っている方も多いと思います。
こどもとの関わり方は、その子の心の安定や自己肯定感に大きく影響します。ここでは、私が日々大切にしている「こどもとの関わり方」について、すぐに日常に取り入れられるポイントをまとめました。
こどもの気持ちをまず受け止めることを大切にしています
こどもは、自分の気持ちをまだうまく言葉にできません。泣く、怒る、黙るといった行動で感情を表現するため、大人から見ると「どうして?」と思う場面もあります。
そんなときに大切なのは、
否定する前に気持ちを受け止めることです。
「悲しかったんだね」
「びっくりした気持ちがあったんだね」
このように気持ちをそのまま返してあげると、こどもの心はスッと落ち着きやすくなります。「わかってもらえた」という安心感が、次の行動への第一歩になるからです。
こどものペースに合わせて見守る姿勢を大切にしています
こどもの成長スピードは一人ひとり異なります。
早い・遅いを比べるのではなく、その子のリズムで進んでいるかどうかを見守ることが大切です。
ゆっくりでも、自分で考えて動けたなら、それは大きな成長です。焦らせない・比べない・急かさない姿勢が、「自分でやってみたい」という意欲につながっていきます。
できたことや努力を丁寧に言葉で伝えるようにしています
こどもは大人からの言葉をよく覚えています。
特に「できた」「頑張った」という言葉は、自信につながる大切な栄養になります。
具体的に伝えると、より効果的です。
「さっきより片付けが早くなっていたね」
「自分から声をかけて、すごくがんばったね」
このように、小さな成長を見逃さず伝えることで、こどもは自分の行動に価値を感じられるようになります。これが自己肯定感を育む大きなポイントとなります。
安心して過ごせる雰囲気づくりを意識しています
こどもが安心して過ごせる場所には、共通して「否定されない雰囲気」があります。大人の声のトーン、話し方、表情はこどもに大きく影響します。
・ゆっくり話す
・落ち着いた声で伝える
・急かさない
・最後まで話を聞く
これだけでも、こどもは「ここは安心していい場所なんだ」と感じ、伸び伸びと過ごせるようになります。
こどもの選択や意見を尊重することを心がけています
こどもにも、ひとりの人としての意見があります。
大人が決めつけず、「どうしたいのか」「どう感じているのか」を聞いてみることで、こどもは自分の意見を大切にするようになります。
「話してもいいんだ」
「自分にも選ぶ権利があるんだ」
この経験が、将来自分の意見を言える力にもつながっていきます。
日々の小さな関わりがこどもの心を育てます
特別なことをしなくても、日々の小さな言葉がけや態度が、こどもの心の成長につながります。
・気持ちを受け止める
・小さな成長を言葉にする
・ペースを尊重する
・安心できる雰囲気をつくる
・選択と意見を大切にする
どれもすぐに始められる関わり方です。こうした積み重ねが、「ここは安心できる場所だ」とこどもが感じる環境づくりにつながります。
おわりに
こどもとの関わり方に「絶対の正解」はありません。
ですが、受け止める・認める・尊重するというシンプルな姿勢を意識するだけで、こどもとの関係は大きく変わります。
こどもが「安心できる大人」としてそばにいられるように、これからも丁寧な関わりを続けていきたいと思います。

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